人の健康は、クルマと同じです。
ブレーキが消耗したクルマで走り続けると、いつかは事故を起こします。
事故をすると、ふたたび走るためには修理をする必要がありますよね。
軽い事故なら、修理することでほぼ元通りになりますが、修理代がかかります。
大きい事故であれば、そのまま廃車となります。
そうなる前に、もっと早くブレーキの消耗に気がついていれば、このようなリスクを負う必要はありません。
そのために年に1〜2回の定期検査や、2年に1回(新車なら3年に1回)の車検によって、クルマの状態をチェックするわけです。
人間も、体の異変や症状を感じていながら、放置し続けるといつしか病気(がんなど)になります。
早期段階で発見できれば治癒も可能ながんですが、それでも精神的・肉体的なリスクは伴います。
また、怖いがんですが、それと同等に怖いのが血管疾患(心筋梗塞や脳梗塞)です。
血管疾患の発症は突然やってきて、そのまま死にいたるケースも少なくありません。
クルマと同じように、人も健康を維持するために、病気(事故)になってから治療(修理)するのではなく、病気にならない(事故をしない)ために、まずは自分のからだのなかに問題点がないか、定期的にチェックを行うことが重要です。
サラリーマンの方は、安衛法のもと、年に1回の会社で健康診断を行う機会がありますが、自営業や主婦の方は、なかなか忙しくて受診する時間をとれずに、健康診断を受けていない方もいらっしゃるようです。
そんなお忙しい方が病院に行かずとも、ご自宅で好きな時間に健康チェックをできるようにしたのが、健康人ネットの「デメカル(血液検査)」と「Dr.セルフチェック(生活習慣による健康チェック)」サービスなのです。
では、どの段階の人がどういう目的でどのようなチェックをしたらいいのか?時系列とともにまとめたのが下の図になります。
一見健康そうな人でも30歳くらいから血管の老化が始まり、年齢を重ねていくとともに、健康上の問題がだんだんと表面化されてきます。さらに、ストレス、睡眠不足、運動不足、喫煙、暴飲暴食といった悪い生活習慣が加われば、進み具合に加速をつけることになります。私たちが健康を維持するためには、できる限り病気や症状を表面化させず、海の奥底へと潜らせる努力が必要です。仮に表面化してもすぐに発見することが重要となってきます。そのためには現在の自分の健康状態を正しく把握し、「予防」することがいちばんです。
予防には、「一次予防」と「二次予防」があります。「一次予防」は、いま指摘されているがんや血管疾患の要因を遠ざける生活習慣を送り、病気にならない体づくりを目指すことです。「二次予防」は、がんや血管疾患を早期に見つけ、早期に治療して大事に至らないようにすることです。「一次予防」のための現状チェックは『Dr.セルフチェック』、「二次予防」のための現状チェックは『デメカル』で行い、早めのケアをおすすめします。